アプリケーションで使用するExtJSのバージョンを上げる
ExtJS6.5がリリースされましたね。
https://www.sencha.com/blog/announcing-ext-js-6-5-and-sencha-cmd-6-5-ga/
いろいろ変更ありますが、modern向け機能の強化がうれしいです。
早速SDKとSenchaコマンドをダウンロードしたので、アプリケーションで使用するExtJSのバージョンを6.5に上げてみます。
> cd (アプリケーションのパス) > sencha app upgrade (ExtJS6.5 SDKのパス) Sencha Cmd v6.5.0.180 [INF] Upgrading framework ext [INF] Copying framework to (アプリケーションのパス)/ext [INF] Framework 'ext' upgraded
workspace.jsonを見ると↓のように6.5になりました。
"frameworks": { "ext": { "path":"ext", "version":"6.5.0.775" } }
更新後は.senchaディレクトリのファイルがごそっと削除されています。cfgやxmlファイルをカスタマイズしてた場合は影響を受けそうですね。6.5以降は、.senchaディレクトリを使わなくなるのかな?
app.jsonのrequiresで、modernに存在しないext-localeを定義していたらsencha app buildでエラーとなるようになっていました。
requiresはclassicとmodernで分けておいたほうが良さそうです。
あとはES6サポートを試してみました。class Panel {} みたいに書けるのかと思っていましたが、まだそこまでの対応ではないようです。
PromiseのようなES6の機能を使って実装した場合、ビルドしたときにサポートしていないブラウザでも動作するように出力してくれるだけみたいです。
おそらくExtJS7で構文が変わるんでしょうね。
今後、他の機能をちょこちょこ試していこうと思います。
あ、以降の投稿ではExtJS6.5を使うつもりです。